INTERVIEW

歴代出演者が語るマイ・グリーン・メモリー 歴代出演者が語るマイ・グリーン・メモリー

長らくグリーンチャンネルに
ご出演していただいている方々に、競馬の思い出、
番組エピソード等についてお話をしていただきます。

【出演番組】
「トラックマンTV」
「中央競馬全レース中継」
「クラシックパーク」
「日本列島ダービーの旅」ほか

1961年、三冠馬シンザンが生まれた年に東京で生まれる。
1981年、三冠馬シンボリルドルフが生まれた年に5代目三遊亭円楽に入門。
1990年、アイネスフウジンがダービー馬になった年に真打昇進。現在、グリーンチャンネル「トラックマンTV」MCを務める。

※このインタビューは9月中旬に行ったものです。

グリーンチャンネル開局25周年を記念しまして、今回は三遊亭五九楽師匠にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。

お願いします!

今日は鮮やかな緑のお着物ですね!

最初はTシャツと短パンでも良いかなと思っていたんだけど(笑)
だって1回目の鈴木淑子さんが綺麗な帽子を被って正装されていたじゃない?
ちゃんとしておかないとまずいでしょ。

そうなんですね(笑)

そもそも、みんな俺のことを噺家だと思っているかどうか…。

いやいや、思っていますよ(笑)

こうやって着物を着ると「あの人、落語家なんだな」って分かるので、たまには着ておかないとね。今回良いきっかけだったよ(笑)

すごくかっこいいですよ。
さて、ここから本題に入りたいと思いますが、今年はコロナ禍での無観客開催が続いています。一部ウインズなどでは人数制限の中で再開されている現状ですが、師匠はどのように過ごされていますか?

どうもこうも、暇だよね。
落語の仕事もそんなに無くて。都内の寄席も現時点でやってはいますが、お客さんの人数をある程度絞っています。
外に出ないで家の中に閉じこもって、そーっと生きています。

そーっと生きているんですね(笑)競馬はどうですか?

もともと競馬場に行くことはほとんどないんですよ。競馬場に行くと興奮するじゃん。

興奮したらダメですか?

競馬のキャスターをやっていると冷静に見て進めていかなきゃいけないでしょ?
でも、競馬場に居ると興奮して競馬をちゃんと見られないのよ。

なるほど(笑)

それで家で楽しむんだけど、グリーンチャンネルってすごくありがたいよね。
ラップやパドック解説、さらに実況などもちゃんとやってくれるんだよ。
2画面で全体の映像とトップ集団からアップの映像を映してくれたりするじゃん。
そうすると、どの馬がどこにいてっていう位置取りもすぐに分かるでしょ?

はい。

頭の中に入れていくには、家でグリーンチャンネルを見ているほうがいいなぁって。

今まで通り楽しんでいらっしゃるんですね。

そうだね。でも競馬をやっていて思うのが、これまでも東日本大震災とか大変な時があったけど、一時的な日程変更はあっても競馬のサイクルは途切れない。
長く中止することはないんだよね。

はい。

現在の無観客競馬で、競馬ファンの盛り上がりが画面を通して伝わってこないのは寂しいけど、競馬の音がすごく良く聞こえるでしょ。
鞭の音だったり、蹄の音だったり。
今まで気付かなかった音が聞こえるのはすごく新鮮だね。

臨場感ありますよね。

秋競馬の見どころ

この対談を行っているのは9月中旬ですが、師匠は今年の秋競馬ではどのあたりに注目していますか?

この対談が紹介される頃には結果が出ているけど、当然三冠レースの行方は気になるけど、古馬の中距離レースも面白そう。
そういった意味では、三冠レースの勝者たちと中・長距離の古馬たちが、ジャパンカップや有馬記念でどんなレースを見せてくれるのか楽しみだね。

そうですね。

どの馬がどのレースで走るのか、今からシミュレーションして楽しんでる。

今年は海外の馬が来日するのは難しい情勢ですから、その分ジャパンカップでは国内のトップホースが一堂に会してほしいですね。
ジャパンカップや有馬記念を楽しみにされているわけですが、やはり豪華メンバーが揃うレース当該週の「トラックマンTV」は力が入るものなんですか?

毎週「トラックマンTV」は力が入っていますよ!

いやいや、もちろんそうですけど。

聞き方がおかしい(笑)俺を罠にはめようとしている?

師匠が手を抜いてやっているなんて一言も言ってないですからね。特に力が入るのかな、と。

毎週力は入りますよ。GIレースになるとやっぱりトラックマンの皆さんも社運を賭けて出演するので、ピリピリ感というか特別な雰囲気がある感じ。それがこっちにも伝わってくるんですよ。
だからトラックマンの皆さんの言いたいこと、伝えたいことを、視聴者の皆さんにどういう風にお届けしたら良いかなっていうことを、常に考えながらやっています。GIだからというわけではないですよ。

なるほど。

いつもちゃんとやっていますよ(笑)

競馬を好きになったきっかけ

ここからは改めて師匠のプロフィールを聞かせてください。
グリーンチャンネルの開局が1995年なんですが、師匠は何をされていましたか?

25年前だと、もう落語家として真打になっていましたね。
その頃は「TSS」という番組に出演していたよ。

「ターフサウンドステーション」ですね!

そうそう。競馬場内で聴けるFM放送。

噺家の方って競馬好きな方が多いイメージがあるんですが、師匠が競馬を好きになったきっかけは?

僕の師匠は笑点の司会をしていた五代目の円楽なんです。
入門して半年ぐらいで笑点のアシスタントをすることになったんだけど、隔週土曜日は主に後楽園ホールで収録があってね、俺たちアシスタントは9時位に現場に到着して楽屋のセッティングとか色々雑用をやっていたんだ。

後楽園ホールだとウインズ後楽園が目の前じゃないですか!

そうなんだよ。GIだとほとんどの師匠がやってたかも。
それで六代目円楽や好楽師匠から「あんちゃん買ってきて。」って頼まれるわけ。メモ帳に馬連の買い目と金額が書いてあってね。
そうしているうちに、俺もちょっと買ってみようかなって、師匠たちの買い目を真似するんだけど、当たらないんだよ、この人たち(笑)

当たらないんですか(笑)

そこから自分でちょっと研究したりして興味を持ったんだ。
それが最初かな。
あくまで修行中の身なので、なかなか競馬場へ行く暇は無かったけどね。

なるほど。

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